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2009-04-02

自転車、正しく乗っていますか。

 

自転車が加害者になる交通事故が増えている

「赤信号を平気で無視する」「道路の右側を逆走する」「歩行者を押しのけながら歩道を走る」「二人乗りをする」「並んで走る」「携帯電話を操作しながら運転する」「交差点で一時停止せずに、急に道に飛び出す」「夜の道を無灯火で走る」など。

最近、自転車を利用する人の交通ルール違反やマナーの悪さがあちこちで指摘されています。実は、自転車での交通事故の多くは、こうした交通ルールやマナー違反も原因の一つになっています。

平成20年の全国での自転車関連事故の発生件数は162,525件。その3分の2には自転車に乗る人の法令違反がみられ、特に15歳以下、16歳~24歳の若い年代で法令違反の割合が多くなっています。また、この10年間で急増しているのが、対歩行者や対自転車の事故で、自転車に乗る人が相手にけがをさせる「加害者」になるケースが増えています。

 

交通ルールを理解すること、守ることが大事

道路は、自転車だけでなく、自動車やバイク、歩行者など、ほかの人も一緒に通行する公共の場です。そうした場所で、決められたルールを無視して自分勝手に通行したり、危険な運転をしたりすることは、ほかの人に迷惑をかけるだけでなく、自分にとっても危険です。

交通ルールは、そうした事故を防ぎ、皆が安全に、円滑に通行できるよう、「道路交通法」という法律で定められたものです。この法律では、自転車は「軽車両(※)」と位置づけられています。どちらかというと歩行者寄りにとらえられがちな自転車ですが、実は、自動車やバイクと同じ「車両」であり、自動車やバイクと同じようなルールが定められているのです。また、違反した場合には、罰金も科せられます。

自転車を安全に利用し、交通事故を防ぐためには、自転車を利用する一人一人が、そのルールを理解し、守ることが必要です。

※軽車両:自転車のほか、リヤカーや人力車、そり、馬・牛などの乗り物を指します。

 

自転車の安全利用 5つのポイント

  自転車の交通事故の多くは、基本的な交通ルールが守られていないことが原因です。もう一度、自転車の交通ルールを確認し、守られていないところは改めるようにしましょう。

 

(1)自転車は車道が原則!歩道は例外

道路標識:自転車及び歩行者専用

道路交通法では、自転車は「軽車両」と位置づけられ、車道の左側を通行することになっています。

右の道路標識などで指定されている場合や、運転者が児童・幼児の場合などは、例外的に歩道を通行することができます。

 

(2)車道では左側を通行

車道では、自転車は道路の左端に寄って通行しなければなりません。車道の右側を通行すると、対面通行の車両と正面衝突する危険がありますので、絶対にやめてください。

 

(3)歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

歩道は歩行者優先です。自転車は、すぐに停止できる速度で走り、歩行者の通行を妨げる場合は一時停止しなければなりません。また、建物や道から歩行者が急に出てくることもあるので、車道寄りを通行します。

 

(4)安全ルールを守る

道路では、交通ルールを守りましょう。また、衝突や転倒などの事故につながったり、ほかの人の通行の妨げになったりする運転の仕方はやめましょう。

 

 

(5)子どもはヘルメットを着用

13歳未満の子どもが自転車に乗るときには、必ずヘルメットを着用させましょう。自転車が転倒したときに頭を守ります。子どものヘルメット着用は、「道路交通法」で保護者の努力義務となっています。

 

自分中心ではなく、周りをよく見て気配りを

最近は、自転車運転中に携帯電話を操作したり、イヤホンで音楽を聴いたりしている姿もよく見られます。携帯電話を操作しながらの運転は、片手運転でふらつきやすいうえ、周囲を見ていないため、事故に遭ったり、歩行者にぶつかってけがをさせたりするおそれがあります。また、イヤホンで音楽を聴きながらの運転は、音楽に気をとられて注意散漫になったり、後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえなかったりして、事故に遭う危険性が高まります。

道路は自分以外の人や自動車なども通るため、周囲に注意していないと危険です。自転車に乗るときは、自分中心に考えるのではなく、常にほかの人や自動車の動きに注意を払いましょう。

また、自動車、自転車、歩行者それぞれが、お互いを思いやり、道をゆずり合うことが、事故の防止につながります。信号のない交差点でも、双方が一時停止し、道をゆずり合えば事故にならずに済みます。

春の全国交通安全運動 

平成21年4月6日~15日の10日間、春の全国交通安全運動が全国一斉に実施されます。4月は、新入園や新入学の子どもたちが学校に通い始める時期。また、春の暖かな陽気に誘われて、外に出かける人が多くなる季節でもあります。

こうしたことから、春の交通安全運動では、新入学児童などに対する交通ルールの理解と交通マナーの習慣づけ、増えている高齢者の交通事故を防ぐため、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本としています。また、下記の項目を全国重点として、国・地方自治体、関連機関などが連携して運動を推進していきます。

  • 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
  • 自転車の安全利用の推進
  • 飲酒運転の根絶

皆さんも、交通安全運動をきっかけに、交通安全について改めて考えてみませんか。

 

 

「お役立ち記事」では、国の行政施策の中から暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報をピックアップし、分かりやすくまとめて提供しています。


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